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2010年05月31日

むかし むかし

たまには昔話などを…

私がこの業界に入った頃はパソコンなどない時代でした。
今のパソコンより性能が劣るコンピュータが「大型コンピュータ」と呼ばれてエアコン完備の大きなコンピュータ室を占領していました。それも就職する直前まではマルチでプログラムが動かなかったという時代です。
データ入力はPCS(パンチカードシステム)が主流で会社には多くのキーパンチャがいました。プログラムを作ってもそれを入力するためにはキーパンチャに頼んでパンチカードを作ってもらわなくてはいけません。
たまにキーパンチャから電話があって喜んで出ると「ピリオドかカンマかハッキリ書いてください!」とクレーム付けられたりしました。でもキーパンチャを怒らせたら仕事が後回しにされることもあるので丁寧に対応しなくてはいけませんでした。
プログラムの書込みミスをしてエラーが起きてもすぐには直せません。そのような時のためにシステム部門にもパンチカードマシンがありましたが、カードは修正したものと入れ替えてもすぐに流すことはできません。コンピュータの使用時間は前の週に申告していてその時間しか使えませんでした。業務間に出来たほんの少しの間合いを狙って流して貰うしかありません。そのような訳で机上デバックは慎重にしました。
それとカードの束を落としてしまうと大変です。短いプログラムなら手作業で並べ直しても時間はかかりませんが、長いものは大変です。

May25^01

その80桁パンチカードが本の間から出てきました。弊社の社員に見せても何だか分かりませんでした。
寂しいことです。


当時の記憶装置といったら磁気テープ(MT)が主流でした。600,1200,2400フィートの3種類があったと思います。
安くて便利ということで使用されていたMTの記憶容量は1200bpiでした。1インチで1200ビットですから一番長い2400フィートのMTでも3,4560,000bit=4,320Kbyteしかありません。これでは以前流行っていたフロッピーディスク4枚程度の容量です。後で6250bpiのテープも出てきましたが、今は細かいデータを取るところが多いですが、当時はこの程度のデータ量で物事は済んでいたのでした。

テープですからランダムアクセスは出来ず、IOに時間がかかる磁気テープを3本使ってソート、マージ等をするのですから、ちょっとした請求書を作成するのに数時間かかりました。1本のMTに納まらないデータの場合は途中でテープの交換をしなくてはならず大変でした。劣化するとIO不可になることもあるのでバックアップは必ず取っておきましたがそのコピー時間もかなりかかりました。

当時は音楽用のテープコーダーはオープンリールでした。器用な先輩がMTを綺麗に半分の幅に切って音楽を録音していました。ただしヘッドが痛んだそうです。

20100429025.jpg

廃棄するMTを貰ったものが1本残っていました。これも今の社員にとっては見たこともない過去の遺物です。

長生きしすぎました…

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